Ubuntuに乗り換えた話
はじめまして。
秋刀魚と申します。
先日譲り受けたPCにUbuntuを入れ、その後1週間ほど使用したのでその記事を書こうと思います。
経緯
もともとそのPC購入時はWindows7 Home 64bitが入っていて Windows10が出たタイミングでWindows10 Home 32bitにアップグレードされています。
参考までにPCのスペックを下に載せておきます。
CPU | Core2Duo E7500 @2.93×2 |
---|---|
グラフィック | Intel G45/G43 |
RAM | 2GB |
HDD | 500GB |
とまあこんな感じでゴミスペなのです。
当然RAM2GBでWindows10が快適に動作するはずもないですよね。
でもせっかくなのでもう少し使いたいですよね。
というわけで廃棄寸前のPCを譲ってもらい、Linuxでも入れてあと数年は使えるPCにしちゃおうという魂胆です。
ゴミPCを復活させる..
ロマンあるでしょ?
まずはLinuxのディストリビューション探しから始まったわけですが、これがなかなかの種類があって決められない..!
もう初Linuxということで一番王道のUbuntuを入れることにしました。
方法
Ubuntuの導入に関してはネット上にたくさん情報があると思いますので軽く説明するだけにします。
(本当は詳しく説明したかったのだが友達と通話しながら作業したのでスクショを撮り忘れた)
ライブUSBの作成
Ubuntu Japanese Teamの日本語ローカライズ版をダウンロードします。
今回は現時点で最新版の ubuntu-ja-19.04-desktop-amd64.iso を選択。
www.ubuntulinux.jp
使ってみて
これが一番皆様の気になるところであろう。
僕も果たしてRAM2GBのPCでもubuntuで快適になるのか...? と非常に楽しみにいていました。
結論を先にお伝えすると、
「多少は快適だがやはり厳しい」
という結論に至りました。
RAM2GBではキツめ?
Ubuntuの動作推奨構成はメモリ4GBです。
勿論ですが、Windows10よりは幾分軽量になったと思いますがヌルヌルにはなりませんでした。
ブラウジング中でも一瞬動作が止まったり、アクションがワンテンポ遅れる感じは否めないと思います。
まあ許容範囲内です。
しかし推奨構成の半分の2GBではやはり無理があると思います。
UI
かなり好みです。
というかWindowsのUIよりも圧倒的にスタイリッシュで完結で見やすいです。
全体的に丸っこく(?)優しい感じで可愛いです。
一つ難点は画面の配置です。
UbuntuはWindowsとは異なり、タスクバーが右側にあります。
更に一番上部に情報バーが標示されます。
これだけならまだ許容範囲なのですが、ソフト起動時はウィンドウにウィンドウ名が表示され、さらにブラウザの場合はタブやリンクのボックスまで表示され、画面上部のスペー図がかなり埋め尽くされてしまいます。
画面上部は目線の位置で目につくところですのでこれはかなり不便です。
(設定やレジストリ的なものでもしかしたらカスタマイズできる可能性はあります。)
操作性
最高です。
特に電源ボタンへ直通で切るのはかなり嬉しいです。
ウィンドウの閉じるボタンや最大化最小化等のボタンが少し小さくて押しにくいですがそれは慣れの問題かな?
全体的にほんとかっこいいです。
まとめ
今回お伝えしたかったことは、
「Linux=軽量で快適になる!」という考え方は間違っているということです。
たしかにかなり軽量で使いやすくなりますが、必ずしもヌルヌル動作になるというわけでもないのでくれぐれもご注意ください。
Linuxであってもディストリビューションによって様々なようなので、
今度また違うディストリビューションを導入してレビューしようと思っているので楽しみにしていてくださいね!
あと、僕は今回はじめてLinuxを使ってみたのですが本当に楽しかったです。
Linuxで遊んでみるのは、いつものPCに少し飽き飽きしてきた人にすごくおすすめです!
おそらくいつもと全く違う体験ができると思います。
それではまた次の記事で!
追記
1か月後にLinux mintに入れ替えました。
こちらの方がお勧めです。